【卓球】ダブルスの奥深さに触れてみる!
私は小学4年〜高校3年まで卓球を続けていて、
今はいちファンとして卓球を楽しんでいます!
東京オリンピックで水谷-伊藤組(通称ジュンミマペア)が金メダルを獲得したり、
Tリーグという卓球リーグができたり、
すごく盛り上がっています!
そして、今日はTリーグの中でも実施されている
「ダブルス」に焦点を当てて話したいと思います!
Tリーグは、所属する複数チーム同士で試合を行い、
その勝敗をもとに順位が決まる卓球のリーグのことです!
試合は5ゲームマッチのシングルス4試合(ヴィクトリーマッチのみ1ゲームマッチ)と、
3ゲームマッチのダブルス1試合で構成されます。
私はこの「ダブルスが3ゲームマッチ」というところにとても違和感を感じます!
ダブススはとても奥深い種目で、
ゲーム数を短くすることで卓球の魅力が損なわれている気がします!
今日はそんな卓球の種目「ダブルスの魅力」を、
私がブログを通じてお伝えしたいと思います!
卓球好きの方に楽しんでいただけたら幸いです!
■ダブルスの魅力
卓球のダブルスは、
バドミントンやテニスなどのラケット競技と違う点があります!
それは「2人のプレイヤーが交互にボールを打つ」ということです!
このことによって何が起きるのかというと、
- 一人一人のプレーヤーの自由度が制限される
- ゲームごとに自分が打つ相手のボールが異なる
- 次に打つパートナーのことを考えて、打つボールのコースを選択する
といったようなシングルスではみられない現象が起きます!
そのため、シングルスでランキングの低い選手が、
ダブルスでめちゃくちゃ活躍しているのする場面が多いです!
ペアリングによる意外性がダブルスの一番の魅力になります!
パートナーによって戦術を変えていたり、
シングルスではあまりみられない技が見れたりと各選手の変わった一面が見れるのも楽しみの一つです
また、各試合ごとにどのペアが勝つのか予想が困難で、
実際に試合を見て、「うわこのペアすごい!!」といった新たな発見があるのも楽しく、実際に試合をしてみるまで結果がどうなるかがわからないのも魅力の一つです!
ここである試合を紹介したいと思います!
世界卓球2015男子ダブルスの準々決勝です。
当時、日本の森園-大島組の個人での世界ランクは森園(28位)、大島(57位)で、
対する中国の張継科-許 昕ペアは世界ランク2位と3位!!
流石にここまでランキングの差が開くと、ペアリングで実力差を云々といった話ではないと思いました。しかし、試合がスタートすると、良い意味で裏切られました!
個人での世界ランクの差を全く感じさせないプレーで、世界王者の中国ペアと渡り合っている姿は当時の日本の卓球ファンに感動を届けてくれました!
■3ゲームマッチだと「ダブルス」魅力が伝わらないのか?!
ダブルスは魅力いっぱいなのに、
Tリーグでは3ゲームマッチなのが勿体無いと思います!
なぜかというと理由は一つです!!
- 短期決戦の勝負になり、戦術の幅がなくなる
試合が短くなると、その分、短期決戦の勝負になります!
そうなると、基本的に先に早いタイミングで攻めた方が勝ちやすくなります!
卓球は一本打たせてからの展開や、わざと大きなラリー戦にしたりと戦術がたくさんあります。
全ての選手がとにかく早く攻めようとするので、同じ戦術になりがちで、
観戦している側は、変わり映えがないなっと感じてしまいます!
また、短いゲーム構成だと、逆転勝利という感覚が薄れてしまいます!
7ゲームマッチで先に3ゲームを奪われた状態からの逆転勝利は、心が痺れるくらい感動します。
しかし、3ゲームマッチの試合で先に相手に1ゲーム奪われても、相手に先制点を与えたくらいで、逆転は7ゲームマッチよりも容易にできます!
なので、試合の見応えも減り、とても勿体無いなと感じます!
■Tリーグの試合構成のメリット
Tリーグが試合のマッチ数を変えているのには理由があります!
それは試合時間の短縮です!
卓球の団体戦は一般的には1.5〜3時間かかります!
この試合時間を2時間に収めるために、
ダブルスと最後のヴィクトリーマッチの試合のマッチ数を減らしているそうです!
Tリーグは卓球をより身近にするために、試合時間を調整したり、ショーアップしたりとさまざまな工夫をしています!
ダブルスの試合が短くなったことは残念ですが、
卓球界を盛り上げるためにさまざまな工夫を試みているのです!
■まとめ
私が小学生の頃から比べると、
卓球はすごくメジャーなスポーツになったと思います!
Tリーグは卓球界を盛り上げる起爆剤になっていて、
本当に貢献度が高いと思います!
だからこそ、試合時間にこだわらず、
迫力ある試合を出し惜しみなく届けてほしいです!
まだできたばかりの新しいリーグなので、今後の更なる発展に期待しています!