hayaku metai.../加藤ふみえ

女の子っぽい名前ですが男です

【SEKAI NO OWARI「Death Disco」】何もかも上手くいかず、息詰まってしまった方にオススメの動画!

みなさんはこんな状況に追い込まれたことはありますか?

「何をやってもうまくいかない!」

「あれもダメ、これもダメ、どうすればいいの!?」

私は研究をやっていた時、こんな状況になってしまいました。

何をやっても、教授からのダメ出しが止まらない日々でした。

今日はそんな私を元気付けてくれた動画、

SEKAI NO OWARIの「Death Disco」という曲のライブ映像を紹介したいと思います。

www.youtube.com

■どんな曲なのか?

「Death Disco」はSEKAI NO OWARIが2013年に発売したデジタルシングルで、「Tree」というアルバムに収録されています!

曲調は、ミステリアスなフレーズのギターソロから始まり、ピアノのメロディーが畳み掛けてくるメロディーになってます。

歌詞は「現代社会の常識や決まり事ってそもそもなんなのか?」

という疑問をひたすら解いた出す内容になっています!

まさにSEKAI NO OWARIを象徴するような曲です!

ミステリアスでダークな曲調ですが、

私はこの曲にとても勇気をもらったのを覚えています。

一般的には元気が出る曲は、明るく前向きなものが主流ですが、

「Death Disco」は真逆で、とても暗い曲だと思います。

そんな暗い曲のどこに、勇気をもらったのでしょうか?

■考えることがバカバカしくなる歌詞

当時の私は大学生で、研究活動に明け暮れる日々でした。

教授からは毎日ダメ出しの嵐で、何をやっても上手くいきませんでした。

さらに学会発表が迫っていたこともあり、先輩や後輩からもたくさんの指摘があり、

とてもイライラしてました。

アドバイスや意見をもらえるのはとてもありがたかったのですが、

改善してもまた次のアドバイスがきて、答えが全く見えないことへの苛立ちと、自分の出来の悪さが目立って、落胆していました。

 

そんなとき、たまたま聞いたのが「Death Disco」です。

歌詞の中に「科学的に証明されたものは本当に真実なのか?」という描写があります。

確かに過去の論文等で証明されていると思っていましたが、

その証拠はスペクトルや、赤外線を当てて出てきた値など、

客観的に見ると、得体のしれないようなものばかりでした。

また、私が扱っていたのは1mの1/10000000000サイズでした。

「Death Disco」を聞くと、

「こんな目の見えない小さなやつの、意味わからん証拠なんて本当に正解かどうか、誰もわからないやん!」

と研究で悩んでいることがバカバカしくなり、

とうとう教授の頭がじゃがいもに見えるようになりました。

そして一番最後に、「自分の信じているものって本当に正しいのか?」っと問いただしてきます。

これまで「常識」「決まり事」「科学的に証明されたもの」って本当?ってところを歌ってきましたが、

その最後が「自分の信じるもの」です。

  • 「常識」
  • 「決まり事」
  • 「科学的に証明されたもの」
  • 「自分の信じるもの」

この4つの中で、みなさんは何を信じますか?

私は「自分の信じるもの」でした。

研究内容に関して一番手を動かしていたのは自分でしたし、

じゃがいもに見える教授が何を言っても自分が一番やったって思えたからです!

このマインドでじゃがいも教授に挑んだ結果、、

私の研究はきちんと答えを導くことができました!

とても暗い歌詞ですが、その内容が当時の私の心境とマッチして、私を勇気付けてくれました。

■なぜ、PVではなくライブ映像をすすめているのか?

音楽動画のおすすめって、PVが一般的だと思います。

私がPVではなくライブ映像をすすめているのにも理由があります。

普通の曲は「Aメロはスローテンポで、サビにいくにつれて盛り上がる」ように、

抑揚があり、盛り上がるポイントを作っているものが多いと思います。

しかし、「Death Disco」はイントロがいきなりギターソロから始まり、次にピアノソロと畳みかけてきます。

最後まで、必ずギターソロかピアノソロのどちらかが入り、

常にハイテンポで進んでいきます。

曲のド頭から一気にスタートダッシュをかけ、駆け抜けていく、

抑揚がいい意味で無い曲だと感じます。

そのため、観客の盛り上がりのピークが、一番最初のド頭のギターソロです!

ものすごくダークな曲調と歌詞であるにもかかわらず、ド頭で最高も盛り上がりを見せる様子は、自分の沈んだ感情を復活させてくれました!

「Death Disco」と観客が一体となる様子が、

暗闇の中に光が見える様子を連想させます。

ハイテンポのダークなメロディーは「真っ暗闇の中を必死に走り回る」ような錯覚させられ、観客の盛り上がりと合わさって、

私は暗闇に一筋の希望の光が見えた気がしました。

「Death Disco」はただ聞くだけでは暗い曲ですが、

ライブで観客と一体となって盛り上がることで、

暗闇の中で彷徨う人の応援歌に進化すると感じてます。

■音楽の力って素晴らしい

この曲で魅せられた、暗闇の中にある希望の光を信じた結果、

学会発表で優秀賞を受賞でしました!

こんなダークな曲で、最高の盛り上がりを作るSEKAI NO OWARIはすごいバンドです。

また、音楽ってこんなにも人の力になるんだということを再認識させられました。

暗闇から抜け出せない人が、「Death Disco」をきっかけに光を見つけられれば幸いです。

sekainoowari.jp